だんだんと脳をやられ始めた僕は、聞こえてくる音、声、目にする文章、文字すべてが
自分に向けているものだと思い込み始めました。
音楽番組を見れば、すべての歌詞が自分に当てはまる!と思い、がん保険のCMを見れば
自分や家族はがんなんだと思い、バラエティー番組のテロップなどもすべて自分に当てはまる
と思っていました。
その当時は、そういうとき必ず頭の中で「世にも奇妙な物語」のテーマが流れていました。
自分は完全に呪われた、悪霊に取り憑かれた、と。
そうやってテレビを見ていると、頭の中がほわほわともやもやとした感じになっていました。
そういえば、その頃はとても涙もろくなっていました。
今思いつくだけでも
①車の中でTMを聴いて
②玄関で息子にわっと驚かされて
③息子が優しく育ったと感極まって
④近くの友達が九州に住んでいる昔の友達は死んだと冗談を言ったとき
などなど。涙どころかすべて号泣なんです。
涙もろくなったら、メンタルが限界に来ているサインだということは
あとから知りました。
~Chapter.2~に続く

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